オリジナルキャラクターができるまで

当サイト自慢のオリジナルキャラ達も、最初は今と違う姿をしていたんです。

このコーナーでは、オリジナルキャラが今の姿に至るまでの過程を紹介します。

これを見れば、キャラクターをさらに楽しめること、間違いなし!

 

リアナ

1.リアナは最初、他の原住民と同じように「目隠れキャラ」でした。

身長も今より低く、とても幼い印象の女の子だったのです。

しかし、このデザインはすぐに変更されました。

せっかく女の子キャラを作るなら、もう少し色気を出したかったんですね。

 

2.という訳で、このように「2頭身」からココと同じ「3頭身」に変更されました。

また、髪の毛も女の子らしくロングヘアーになりましたが、「目が隠れている」という点は変わっていません。

旧クラッシュ・バンディクー愛好会(現在は閉鎖)では、この状態で公開されていたので、

もしかしたら見覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。

この頃、リアナのキャラ設定は今よりおしとやかで、語尾に必ず「〜です」をつけて喋るという設定でした。

つけなくていい所にも「です」をつけます。(例:「おはようございますです。」)

実はパプパプの娘(つまりお姫様)にしようとも思ったのですが、

さすがに勝手に親子にしちゃうのはどうか・・・ってことで、あくまで原住民の少女という設定に抑えました。

 

3.サイト復活と共に、彼女はデザインもキャラ設定も大きく変更されました。

まず、今まで隠れていたお目目がパッチリ!いつもOの字だったおちょぼ口も、普通のお口に。

これによって、表情がより豊かになったのがお分かり頂けると思います。

それから今までは足にサンダルのような物を履かせていたのですが、これも裸足に変更されました。

原住民の長であるパプパプが裸足なのに、この娘だけ特別扱いを受けるのは不自然なので。

性格も活発になりました。クラッシュの世界観から考えても、こういう元気なキャラのほうが合ってますからね。

だんだん胸が大きくなっていってるのは、作者の好みのせいです。(笑)

ココはもちろん(失礼)、スウィーティよりデカいことを心掛けて描いています。何cmあるのかは秘密。

 

ジャッキー

1.なんと、ジャッキー君は最初、ウォンバットのキャラクターでした。(マジです)

この頃、名前は「ウォン」と言いました。ウォンバットだから、「ウォン」。単純ですねぇ。

コルテックスの手下にはごっついヤツが多いから、小柄なヤツを作ろうと思ったのが、全ての始まりです。

タスマニア付近にいる動物で、(まだ使われていない)小柄なイメージの動物といったら・・・

そう考えた時、頭に浮かんだのが『クラッシュ3』の面白ムービーに出てた、ウォンバットでした。

「ウォンバットがコルテックスの進化光線を浴びて凶暴化した」という設定のもとに、このようなキャラが出来上がりました。

しかし、どうも地味だったんですね。攻撃手段も「ひっかき」ぐらいしか思いつきませんでしたし。

 

2.まてよ・・・そういやハリモグラって動物もいたな。そうだ、それだ!!

と、ハリモグラの存在に気づいた時、彼をウォンバットではなくハリモグラのキャラにしようと決意しました。

ハリモグラといったら、何より「ハリ」が最大の特徴だし、攻撃手段にもなる。

ウォンバットより個性の強いキャラができるに違いない!と確信したワケです。

そうして、新たに描き出したキャラクターがコレ。

旧クラッシュ・バンディクー愛好会では、このデザインで公開されていました。

今と大きく違うところは、ハリがついてる部分が「頭だけ」というところですね。背中にはハリがありません。

彼にはカンフーの衣装を着せたかった(そしてココと対決させたかった)ので、背中にハリがあると邪魔になってしまって。

「ジャッキー」という名前がついたのも、この頃からです。由来はそう、ジャッキー・○ェンから。(笑)

 

3.でも、あんまりハリモグラらしくなかったんですね。やっぱり背中にハリがないと。

やむなく上半身を裸にして、背中にハリをつけることにしました。

ただ、この体つきのままだと、どうも見た目が悪い。何かよく見せる方法はないものか・・・色々考えてみて、

最終的にクラッシュと同じ体型にしてみたら、これがピッタリ!すごくバランスよく仕上がったのでした。

これなら、どっから見てもハリモグラだし、動きも速そうで言うことナシ。

さらに、彼にズル賢くて腰巾着なキャラを設定したり、自分のことを「ボクちん」と呼ぶ、語尾に「だじょー」をつけるなど、

様々な個性をプラスして、今のジャッキー君が完成したというワケです。

 

スウィーティ・デビル

1.スウィーティも、最初はタスマニアン・デビルではありませんでした。

スカンクの女の子で、「スカーフィ」という名前だったのです。(マジなんです)

ほら、『クラッシュ1』の敵キャラにスカンクがいるじゃないですか?あれをモデルにしたんですよ。

スカンクだけに、強烈な悪臭攻撃で、相手をクラクラにしてしまうという設定でした。

しかし、そもそもオーストラリアに実際にスカンクがいるのか・・・という疑問が挙がりまして

(んなこと言ったらコモドドラゴンはどうなんだって話になるけど)、

イマイチ自信の持てないキャラでした。そこで、何か他にモデルになる動物はいないか考えたんです。

 

2.そしたら、いたんですよ。タスマニアン・デビルという打ってつけの動物が。

このタスマニアン・デビル、体は小さいけれど獰猛な肉食動物で、その名のとおりタスマニアの悪魔。

小悪魔な女の子キャラを作るなら、これ以上ピッタリな動物はいないって程の、最高のモデルでした。

さらにコウモリを合体させて(コウモリは一応オーストラリアにもいるようなので)、

ディンゴダイルやリラ・ルーと同じように、彼女も2匹の動物を合体させたキャラ(デビル+コウモリ)となったのです。

キャラが出来上がったら、後は名前でした。

コウモリとタスマニアン・デビルだから、「バットデビル」?いやいや、女の子なんだし、もっと可愛い名前がいい。

そうだ、「甘い(スウィート)誘惑」をイメージして、「スウィーティ」にしよう!

こうして名前も決まり、スウィーティちゃんは、めでたく当サイトで公開されたのです。しかし・・・。

 

3.その後、スウィーティは「タスマニアン・デビル+コウモリ」という設定から、

「タスマニアン・デビルのみ」という設定に変更されました。コウモリの要素が取り除かれたのです。

理由は、「タスマニアン・デビルを強調したかった」から。

ジャッキーがクラッシュと同じ体型なら、スウィーティはココと同じ体型にしようじゃないか・・・と。

その結果、「クラッシュ・バンディクー 最強のワル決定戦!」というウォンバットの空想上(笑)のゲームで、

スウィーティは見事に裏ヒロインとしてのポジションを獲得できたんですね。

クラッシュVSジャッキー、ココVSスウィーティ、クランチVSタイニー、リラ・ルーVSディンゴみたいな、そんな感じです。

ちなみに、スウィーティを作ったのはビスカントがデビューする前ですから、

タスマニアン・デビルのキャラクターを作ったのは、私のほうが先です。・・・勝った。(笑)

 

ミスター・ボックス

1.ミスター・ボックスは一番最近に公開されたキャラクターですが、

彼の最初のデザインを考えたのは、ジャッキーやスウィーティよりも前なんです。

見てお分かりになるように、当初は思いっきりジイサンの風貌をしておりました。

頭のブロックは、かぶっているのではなく、くっついてます。エヌ・ジンと同じような改造人間というワケです。

で、コルテックスが黒ヒゲだから、ボックスは白ヒゲ・・・と。

しかし、何かが違うという事に気づきまして、このデザインは封印されました。

 

2.長い年月を経て、再び彼のキャラクター作りに取り掛かったのですが、

どうもジジイ系にはしたくなくて、ならば正体が全く分からない謎の男にしてやろうと思い、新たにデザインを考えました。

それがコチラ。この頃は頭だけでなく、体ごとスッポリと箱に入っちゃってますね。

体の一部で見えているのは手と足だけ。あとはフタが開いた時にだけ見える、暗闇に浮かぶ目。

しかし、これでは変人みたいだし(笑)、人間とは思えない。やっぱり、ちゃんとした人型にしようという事になったんです。

 

3.箱は頭にだけかぶらせて、体は出してみました。

でも、ただ箱をかぶってるだけでは表情が分からないし、コイツ自身も前が見えない。

そこで目の位置にだけ穴を開けてみると・・・おぉっ、これはイイ!これだったら前も見えるし、ある程度表情も分かる!

これこそ、私が求めていたミスター・ボックスの姿だ!!

という訳で、遅ればせながらミスター・ボックスも当サイトのオリジナルキャラコーナーにお目見えしたのでした。

よかったよかった。あのままボツにならなくて本当によかったね。

 

おまけ・ウォンバット

1.最後に、私ウォンバットのキャラクターデザインについて紹介しましょう。

旧クラッシュ・バンディクー愛好会をご存知の方(あまりいないでしょうが)の中には、

この白くて丸い頭の超簡単なキャラクターを覚えてらっしゃる方もいるかもしれません。

何を隠そう、これが私ウォンバットの最初の自画像でございます。

ハンドルネームはこの頃からウォンバットでしたが、キャラクターはウォンバットではなく、こんなん(正体不明)でした。

ほんと、誰でも描けるようなキャラですね。

実際に掲示板や「ウォンバットの部屋」などでは、このキャラの顔アイコンを使用していました。

いやぁ、懐かしい。これを見ると当時の思い出がふつふつと蘇ってきます。

 

2.新サイト開設と共に、皆さんご存知の、この姿に変更されました。

名前がウォンバットなら、自分もウォンバットになっちまえ!ってね。

そのほうが、クラッシュの世界観にも合っているし。

前のキャラからは、唯一「目が線」だというところが引き継がれています。

別に、特別目が細いワケでもないんですけどね。目が細いキャラが好きなだけで。

あと、オーバーオールも実際には着たことがありません。(笑)これは可愛さを強調するために着せています。

ジャッキーの初期のイラスト(彼がウォンバットという設定だった頃)を見れば分かりますが、

そこから部分的にデザインを盗ませてもらいました。鼻周りの模様とか。

でも、ウォンバットって本来の〜んびりとした大人しい動物ですから、これで良かったんだなぁ〜と思います。

小柄でコロコロしてて、穴の中にこもりがちなトコなんかは、自分とそっくりです。

自分を動物に例えるなら?・・・という質問には、もうウォンバットとしか答えられないでしょう。

 

最後まで見てくれてありがとう。

これからも当サイトのオリジナルキャラクター達を、よろしくお願いします!!

戻る