クラッシュ、魂のテーマソング

「クラッシュ万事休す」に始まり、今までにたくさん作られてきたクラッシュのテーマソング。

あなたは全部聴いたことありますか?

ここでは、日本のアーティスト達が魂を込めたクラッシュテーマソングの数々を振り返ります。

 

クラッシュ万事休す

作詞:岡田 徹、BANANA ICE   作曲/編曲:岡田 徹   歌/演奏:SCSC‐ZIPS

クラッシュといえば、この曲!

テレビCMでも度々使用されている、まさにクラッシュの存在を世に知らしめたと言える曲です。

また、この曲に合わせて踊る「クラッシュダンス」も、変テコな振り付けがウケて、子供達を中心に一大ブームを巻き起こしました。

『クラッシュ2』発売当時、小学6年生だったウォンバットですが、

クラスメイトの1人がCMを真似て「クラッシュダンス」を踊っていたのを思い出します。(笑)

ゲーム中では『クラッシュ2』のタイトル画面で初めて使用され、その後のシリーズでもすっかり主題歌としておなじみです。

本当に楽しい曲で、クラッシュのイメージにピッタリですよね。

『2』の隠しムービーではこの曲がフルで聴けますが、そのPVがまた面白いのなんのって・・・

ほんと、初期のクラッシュはこういう遊び心が満載で、スタッフ達の愛を感じます。(4以降は隠しムービーとか無いもんなぁ〜)

 

クラッシュのモテモテ・ロック

作詞:岡田 徹、BANANA ICE   作曲/編曲:岡田 徹   歌/演奏:SCSC‐ZIPS

『クラッシュ3』のおまけムービー(クラッシュ編)や、『レーシング』でおなじみの曲。

バイクに乗って荒野を走るクラッシュ君をイメージした、ノリノリでカッコいい曲です。(でも歌詞には笑える所もあり)

『3』のムービーではショートバージョンになっていますが、

『レーシング』の隠しムービーでは、クラッシュVSニセクラのレース対決のBGMとしてロングバージョンが流れます。

個人的に「クラッシュ万事休す」より気に入っているんですが、

フルバージョンでも約1分7秒・・・と、かなり短めなのが少し残念です。

この曲と下の3曲は『クラッシュ3』用に(?)まとめて作られた4大キャラクターソングなので、

スケジュール的にもそこまで余裕がなかったのかもしれませんね。

ちなみに『レーシング』ではメニュー画面のBGMとしても流れるので、『レーシング』好きには特に愛着がある曲です。

 

ココのマーメイド・レゲエ

作詞:岡田 徹   作曲/編曲:岡田 徹   歌/演奏:SCSC‐ZIPS

『クラッシュ3』のおまけムービー(ココ編)で聴ける曲。

女の子らしい可愛い曲で、他のクラッシュソングとは一味違った、美しく優しい歌声に癒されます。

「コルテックスなんてイチコロ♪」と同時にウィンクするココちゃんに、文字通りイチコロとなったプレイヤーも多いハズ。(笑)

ムービー内で流れるものは一応ショートバージョンとなっていますが、

フルバージョンもそれほど長くはなく、間奏の後に前半の歌詞が繰り返されるだけです。

ウォンバットは当初、歌っているのはココ役の池澤さんか?と勝手に想像していましたが、どうやら違ったようです。

池澤さん自身が歌っても、絶対に合うと思いますけどね。

『サルゲッチュ』とか『ラチェット&クランク』シリーズで、声優さんが自キャラのテーマソングを歌っているみたいにね。

 

アクアクのジャングル・エキゾチカ

作詞:岡田 徹、BANANA ICE   作曲/編曲:岡田 徹   歌/演奏:SCSC‐ZIPS

『クラッシュ3』のおまけムービー(アクアク編)で聴ける曲。

どこか古代風のちょっぴり変わった曲で、アクアクの神秘的なキャラを象徴しています。(一応タスマニアの精霊だもんね)

「見た目は薄いが知識は厚い」など、ゲームと同様に歌詞の中でもなかなか上手いこと言ってます。

アクアクの代表的なギャグ「チョチョイのパー」もしっかり登場。

ムービー内で流れるのはショートバージョンなのでカットされていますが、2番の歌詞がまたアクアクらしくていい感じです。

この歌で思い出すのが、ムービー内に登場していた仮面作りのおじさん。

クレジットによると、演じているのは小山均さん(恐らくSCEのスタッフ?)という方らしいですね。

クラッシュ、ココ、コルテックス、アクアクの中で、アクアクのムービーだけが実写というのも味があって良いです。

 

コルテックスの世界征服マーチ

作詞:BANANA ICE   作曲/編曲:岡田 徹   歌/演奏:SCSC‐ZIPS

『クラッシュ3』のおまけムービー(コルテックス編)で聴ける曲。

コルテックスらしく、世界征服への意気込みを歌った、勇ましく堂々とした行進曲です。

ムービー内では歌詞が出ない(そのうえ、この曲はテンポが早い)ので、正直なんと言っているか分かりにくいですけど。

ウォンバットもCDを買うまでは部分的にしか歌詞が分かりませんでした。

しかし、『クラッシュ3』の4大キャラクターソングは、それぞれ曲のジャンルが全く異なり、

キャラの個性を最大限に引き出しているのが素晴らしいですね。

クラッシュはロック、ココはレゲエ、コルテックスはマーチで、アクアクはエキゾチカ・・・と。

贅沢を言えば、ウカウカ、エヌ・ジン、エヌ・トロピー、その他もろもろのテーマソングも、いつか聴いてみたいです。

 

クラッシュ・アラウンド・ザ・ワールド・大メドレー

作詞:岡田 徹、BANANA ICE   作曲/編曲:岡田 徹   歌/演奏:SCSC‐ZIPS

今までに作られたおなじみのテーマソングの他に、ここでしか聴けない短い曲をたくさん詰め込んだ豪華なメドレー。

収録曲は、「ホップ・ステップ・ジャンプ・ウィーッス!」→「クラッシュのモテモテ・ロック」

→「テクノで行こう!」→「クラッシュ音頭」→「渚にて」→「ウクレレ・ホリデー」→「ココのマーメイド・レゲエ」

→「クラッシュは悲しきムスターファ」→「アクアクのジャングル・エキゾチカ」→「気分はチロリアン」

→「大行進」→「コルテックスの世界征服マーチ」→「グランド・フィナーレ」・・・という順番になっています。

ゲーム中では残念ながら聴くことができず、グッズギャラリーでも紹介しているこちらのCDの中に収録されています。

もう、とにかくごちゃまぜ!な内容で、聴いてるだけで世界一周気分が味わえます。(?)

特にウォンバットのお気に入りは「クラッシュ音頭」ですね。

本当に短いんですが(歌詞もクラッシュ・バンディクーのみ)、和風なクラッシュのテーマってすごく新鮮で面白いです。

 

クラッシュ万事休す 〜カーニバル2000 Mix〜

作詞:岡田 徹、BANANA ICE   作曲/編曲:岡田 徹   歌/演奏:SCSC‐ZIPS

『カーニバル』のメニュー画面で流れる、「クラッシュ万事休す」のスペシャル版。

おなじみのクラッシュのテーマソングが“サンバのリズム”にアレンジされ、さらに賑やかになって帰ってきました!

作詞・作曲を手掛けた岡田さんによると、

“サンバな感じ”を入れながらもオリジナルのダンスも踊れるチューンを目指した・・・との事。

“サンバな感じ”と“オリジナル・クラッシュ”とではテンポがえらい違うらしく、

このテンポ決めはスタッフに実際に踊ってもらいながら「これしかない!」というポイントを探りながらやっていったそうです。

テーマソング1つがここまでこだわって作られているからこそ、

初期のクラッシュはより完成度が高く、親しみやすいシリーズに仕上がっているのでしょう。さすがだぜ、SCSC‐ZIPS!

 

クラクラババン

作詞:すわ ひでお   作曲/編曲:古川 竜也   歌:すわ ひでお

『ニトロカート』のタイトル画面でチョコっとだけ(GBA版ではメニュー画面でも)聴ける、クラッシュの新しいテーマソング。

歴代のクラッシュテーマソングの中でも1、2を争うほどのノリの良さで、

あの「クラッシュ万事休す」にも引けを取らない名曲だと思います。

『ニトロカート』発売当時から長いこと、曲名・歌手など詳しいことは一切知らなくて、めちゃくちゃ気になっていました。

曲名は自分の中で「実は地球を救うヒーロー、クラッシュ・バンディクー」と

勝手に命名していましたが(まんまやん)、実際は「クラクラババン」だったんですねぇ〜。

ほんと、『ニトロカート』の1回きりでオシマイ(しかも大部分がカットされている)というのは、もったいないぐらいです。

すわひでお氏のセカンドアルバム「漢(マスラオ)〜卓球道2〜」に

「クラクラババン」のフルバージョンが収録されているので、機会があったらぜひ聴いてみて下さい。心揺さぶられます。

 

 

この他、パチスロ版クラッシュのテーマソングなど、

ここで紹介しきれなかった(詳細不明な)曲が、まだいくつか存在します。

 

戻る