ＶＳ
ココのストーリー
賢いココは、のん気なクラッシュと違って、大会に隠された秘密を探ろうと参加を決意。彼女の悪い予感は的中するのだろうか？
ステージ１：ＶＳ
対戦ステージ：
（げんじゅうみんの
むら）
◆バトル前
最初の対戦相手は、あなたね？負けないわよ〜！
パプパプだって、負けないパプ！さっき、たっぷり腹ごしらえしてきたパプから、元気モリモリだパプぅ！
腹ごしらえはいいけど、ちょっと太りすぎなんじゃない？少しはダイエットしたら？
パプパプ？『だいえっと』って何だパプ？
健康のために、食事を控えたり、運動をしたりすることよ。
あなた、これ以上太ったら、立っていることさえ出来なくなるかもしれないわよ？手遅れになる前に、始めてみたらどう？
パプパプー！それは困るパプ！パプパプ、『だいえっと』に挑戦するパプ！
まずは、この試合で思いっきり体を動かすパプぅ！お前も手伝うパプぅー！
◆バトル後
パプパプぅ〜・・・負けたパプ。でも、これで少しは『だいえっと』に成功したパプかね？
う〜ん・・・少しは運動になったかもしれないけど、先は長いわね。
そのおなかを引っ込めるには、毎日この１０倍ぐらいは運動しないと。
パッ、パプパプ！？毎日こんなに運動しなきゃいけないパプかぁ！？
そうよ。それに、食事の量も今の半分にしなきゃ。いくら運動しても、その分食べてたら意味がないもんね。
ひぃぃぃ〜！！厳しすぎるパプ！パプパプ、もう『だいえっと』やめたパプうぅ〜！！
ステージ２：ＶＳ
対戦ステージ：
（そらとぶ
フラワーガーデン）
◆バトル前
これはこれは、ココはんやないですか！まいど！ワイのこと、覚えてはりますか？
『カーニバル』でお世話になった、リラ・ルーでっせぇ！改めまして、よろしゅうたのんます。
は、はぁ・・・こちらこそ、よろしく。
ほな、さっそくやけど勝負といきまひょか。準備はよろしいでっか？
あっ、ちょっと待って！その前に、１つ聞いてもいい？
なんでっか？もしかして、ケータイの番号でっか？いややわ〜ココはん、ワイに惚れてもうたんかぁ？
違うわよっ！私はただ、あなたが何で関西弁なのかな〜と思って・・・。前々から、気になってたんだけど。
こ、細かいこと、気にしたらあきまへんて！ほな、いきまっせぇ〜！！
◆バトル後
うぅ・・・ココはん、めっちゃ強いでんな〜。かなわんわぁ〜。
えへへ、それほどでもないけどね〜♪
ほな、本番いきまひょか！今度は負けまへんで〜！
え？・・・ち、ちょっと〜！今の、練習だったって言うの！？聞いてないわよ！もう、私の勝ちだからね？調子いいんだからぁ！
ステージ３：ＶＳ
対戦ステージ：
（くらやみ
トロッコこうざん）
◆バトル前
ゼェ、ゼェ・・・。
どうしたの？息切らして。だいぶ疲れてるみたいだけど？
い・・・急いでバトルステージに向けてランニングしてきたのだよ。
危うく待ち合わせ時間に遅れるところね。
ワタクシは時間だけはパ〜フェクトに守るジェントルマンとして通っているというのに。ゼェ、ゼェ・・・。
ふぅ〜ん、それは大変だったわね。それじゃ、疲れてるとこ悪いけど、さっそくバトルといきましょうか！
ホワット！？ち、ちょっとストッピ〜ング！ワタクシ、まだハートの準備のほうが・・・。
◆バトル後
やったぁ！また勝っちゃった！楽勝、楽勝♪
オ〜マイガ〜！い、今の勝負はナッシングね！大体ワタクシのハートの準備も出来ていないというのに、
勝手にバトルをスタートさせるなんて、マナーがなってないね！
あっそう。じゃあ言わせてもらうけど、エヌ・トロピーって時間だけはキチンと守るジェントルマンじゃなかったの？
だったら、勝負の時間もしっかり守ってもらわないとね〜！
ク〜ッ！あげフットを取るとは、ベリベリ卑怯ね！
ステージ４：ＶＳ
ＶＳ
対戦ステージ：
（トカゲの
ボワボワいせき）
◆バトル前
おらおらァ！オレっちの燃えるハートは誰にも止められねーぜ、ベイベー！！
ガウー！タイニーだって負けなぁーい！！タイニー、いちばん強ぉーい！！
なんだと〜？オレっちとやろうってのかよ！？
ガウーーーーーーッ！！
ちょっと〜、２人ともやめなさいよ！大人げないなぁ・・・試合前ぐらい、もうちょっと穏やかにできないの？
女のクセして、口挟むんじゃねぇよ、このタコ！
ガウ！これ、タイニーとディンゴの男同士の勝負！オマエ、邪魔！！
な、何よー！私だけ仲間はずれにして！もう、許さないんだからぁーーーーーー！！
◆バトル後
フン！ど〜ぉ？これで少しは、私に対して偉そうな口が利けなくなったでしょう？
タ・・・タイニー、こ・・・怖い・・・。
お・・・女は恐ろしいぜ、ベイベ〜・・・。
なんですってぇ〜〜〜！？
ウワーーーッ！！
はっ！い、いけない！私としたことが、つい興奮しちゃったわ・・・お、おほほほほほ。
ステージ５：ＶＳ
ＶＳ
ＶＳ
対戦ステージ：
（ばんりの
からくりタワー）
◆バトル前
今度は３人と戦わなきゃいけないの！？しかも、この中で女の子は、私１人だけ・・・これって、あまりにも不公平じゃない？
なァ〜に言ってやがんでィ！この、おてんばムスススメが！
お前なんか、男ササ３人が相手で丁度いいぐらいの、じゃじゃ馬ムスススメじゃねェか！
確かに。こんな時だけ女々しく振る舞いやがって。まったく、調子のいいガキだぜ。
ヒィ〜ッヒヒヒヒ！怪力女のお出ましだにょオォ〜〜〜ぅ！！みんな、逃げるにょオォ〜〜〜ぅ！！
だっ、誰が怪力女よ！私だって、女の子らしい一面ぐらいあるんですからね！あぁ〜れぇ〜〜、お代官様ぁぁ〜〜、おやめになってぇぇ〜〜♪♪
・・・こいつの考える『女らしさ』の基準がワカラン。
◆バトル後
ぐはっ！や・・・やっぱり、とんでもねェじゃじゃ馬だぜ、この女は。
まったくだ。男３人を相手にして、このスタミナ・・・半端じゃないぜ。
にぇ〜〜〜っへほへほへぇ〜〜〜・・・カワイクない娘っ子だにょ〜。これじゃぁ一生ヨメには行けないにょ〜。ヒヒヒッ！
もぉ〜、何なのよ！みんなして、私をいじめてぇ・・・クスン。えぇ〜〜〜ん！えぇ〜〜〜ん！
ありゃぁウソ泣きだぜ、絶対。
あぁ、わかってる。
・・・・・・・・・・・・ちっ、バレたか。
ステージ６：ＶＳ
対戦ステージ：
（カチコチ
スケートいけ）
◆バトル前
あ〜、コルテックス！また性懲りもなく悪いコトしようとしてるんでしょう！
むっ、ココ！またワシの世界征服の邪魔をする気か？
やっぱり世界征服を狙ってるのねー！？
あ・・・しまった。
そういうコトなら、容赦しないわよ！正義の味方、スーパーココちゃんがコテンパンに懲らしめちゃうんだからぁ！
だ、ダサッ！なんだ、その安直なヒーローネームは？
ち、ちょっと言ってみたかっただけよ！いいじゃない、そんなこと！いちいちうるさいわね！
◆バトル後
むぐぅ・・・こ、こんな所で負けてしまうとは・・・だが、まだ終わったワケではないぞ！
この大会には、ワシの優秀な部下たちが大勢参加しているのだ！ヤツらにかかれば、お前など屁でもないわ！
優秀な部下たちって、もしかしてタイニーやディンゴのこと？
ふっふっふ・・・そのとおり。
残念だったわね。アイツらなら、さっき私がケチョンケチョンにやっつけてやったわよ！
えぇ〜！？うっそぉ〜〜〜ん！アイツら、何やってんのよ〜、もぅ・・・ダメダメじゃないのよ〜。
ステージ７：ＶＳ
ＶＳ
対戦ステージ：
（たいようサンサン
ビーチ）
◆バトル前
うっひょ〜！カワイコちゃん発見〜！ヘイ、そこの彼女ぉ〜？オイラと一緒に真夏の海岸線をブッ飛ばそうぜぃ！
貝ガンセン？リアナ、よくわかんな〜い。
お兄ちゃんったら・・・隙あらば女のコをナンパするんだから。まったく、呆れたもんだわ。
なんだよ、ココ〜！オイラの新しい恋の邪魔すんなよな！ねぇねぇ、いいだろキミぃ〜？オイラと一緒に行こうぜぇ〜！
リアナ、知らないヒトについてっちゃイケナイって、パプ様に言われてるんだ。ごめんねっ！
はうッ！！そ、そんなぁ〜！
新しい恋、早くも終了みたいね・・・。
◆バトル後
ぷぷっ！お兄ちゃん、まぁそう落ち込まないで。いつかきっと、ステキな彼女が見つかるわよ。
おい、ココ！お前、今笑っただろ〜！？
わ、笑ってなんかいないわよ？
ウソつけっ！兄がこんな惨めな思いしてるっていうのに、ひどいヤツだ〜！
・・・っていうか、オイラのこと笑う前に、自分はどうなんだよ！？お前、カレシ出来たことあんのか〜！？
失礼ね！私にだって、彼氏の１人や２人・・・。
じゃあ連れてこいよ！ま、無理だろうな！お前みたいな胸ペッタンコのガリベン娘、好きになるヤツなんているワケないし〜。
な、なんですってぇ〜！？許せないっ！！ガリベン娘はともかく、胸ペタ・・・いや、逆よ、逆！人生最大の侮辱だわっ！キィーッ！！
ねぇねぇ〜、２人ともケンカはやめなよ〜。
ステージ８：ＶＳ
ＶＳ
ＶＳ
対戦ステージ：
（しんぴの
ちかしんでん）
◆バトル前
どうもぉ〜、ニトラス・ブリオでぇ〜〜〜す！
コアラコングでぇ〜〜〜す！
コモド・モーでぇ〜〜〜す！・・・なんだな。
３人揃ってぇ〜、『出番ナッシーズ』でぇぇ〜〜〜す！！ア〜〜〜ッヒャッヒャッヒャ！！
イェイ、イェーイ！！・・・って、やらすなあぁ！！オレ様を誰だと思っていやがる！！世紀のスーパースター・コアラコング様だぞ！！
はぁ〜。マジな話、出番が欲しくてしょうがないんだな。
な・・・なんなの、この人たち。
◆バトル後
アッヒャ〜〜〜。どうしてどうして・・・ワタシたちだって一生懸命やってるんですぅ〜！
ワタシなんか記念すべき１作目から登場しているって言うのに・・・どうして、こんなに影が薄いんですかぁ〜！？
オレだってそうだよ！元祖ムキムキと言えば、このコアラコング様だ！！
なのに、あのタスマニアン・タイガーが登場してからというもの、
めっきり出番が減っちまって・・・うぉ〜いおいおい！！うぉ〜いおいおい！！
オラだって・・・オラだって・・・兄貴に比べたら、確実に知名度が低いんだな！
デビューは兄弟いっしょなのに、気がついたら兄貴のほうがオラより人気者になってたんだなぁ〜！ぐおおぉぉ〜〜ん！！
ち、ちょっと、泣かないでよ、みんな。
いつかきっと、今までの苦労が報われる日が来るわよ！ねっ？ねっ？・・・・・・ハァ〜。なんだか、すっごく疲れたわ。
ステージ９：ＶＳ
対戦ステージ：
（きりかえ
ベルトウェイ）
◆バトル前
あ！あなたは、コルテックスの参謀、エヌ・ジン！あなたもこの大会に来てたのね！
いかにも。そういうオヌシは、にっくきクラッシュの妹ではないか。
フッ、ちょうど良いわ！かつての屈辱、今こそ晴らさせてもらおう！
フーンだ！あなたなんて、いっつもメカに頼ってばかりで、自分じゃ戦わないクセに！
カッコつけてるけど、本当は弱いんじゃないの〜？
く〜っ！拙者に対する無礼の数々・・・おのれ、許さん！いざ尋常に、勝負勝負ぅ〜！！
◆バトル後
く・・・拙者がこのような小娘に、またしても敗れるとは・・・無念なり。
これで、どっちの実力が上なのか、ハッキリしたでしょ！メカにばかり頼ってるから、体がなまっちゃってるんじゃないの？
ムムム・・・ならば、次に会った時にはメカで決着をつけようではないか！
『天才宇宙機械技師』の肩書きを持つ拙者の腕を侮るでないぞ！！
いいわよ〜！でも、勝つのは私よ！あなたの作りそうなメカの弱点なんて、ばっちりチェック済みだも〜ん！
ステージ１０：ＶＳ
対戦ステージ：
（ミスター・ボックスの
アジト）
◆バトル前
こ、ここは一体・・・？
はっはっは！よくここまで来たね、お嬢さん。
しかし、残念ながらキミ達は、この天才的頭脳の持ち主、ミスター・ボックスの罠に掛かったというワケなのだよ。
なんですって？やっぱりこの大会は、何かの陰謀だったのね！？初めから怪しいとは思っていたけど。
キミ達がノンキに箱投げ遊びしている間に、世界征服の準備は整ったよ！
さぁ、これからパワーストーンの力で、大会に来たヤツら全員に洗脳ビームを浴びせるとしよう！はーっはっはっは！
そうはさせないわ！あなたみたいな人、私１人でやっつけてやるわよ！覚悟しなさい！
◆バトル後
なんでこうなってしまうのだ〜！？もう少しで上手くいきそうだったのに・・・！
ふぅ・・・やっと終わったわ。このパワーストーンは没収しますからね！
あぁ〜、私が汗水たらして、ようやく探し当てたパワーストーンが・・・ち、ちょっと待ちたまえ！！
何よ？まだやる気なの？
いや、交換条件だ！そのパワーストーンを返してくれたら、キミを私の第１の部下にしてあげよう！
いっしょに世界を征服しようではないか！・・・どうだね、んんっ？
何それ？交換条件でも何でもないじゃない！そんな誘いに、この私が乗るワケがないでしょう！フザケるのもいい加減にしなさぁーいっ！
はうぅッ！どうもスミマセ〜〜〜ン！！
ココのエンディング
今大会を最後まで勝ち抜いたのは、明晰な頭脳と抜群な運動神経の持ち主、ココでした。
大会の主催者、ミスター・ボックスの邪悪な野望を食い止めた彼女は、一躍みんなのヒーローになりました。
「ココぉー！こっち向いてぇー！」「キャァー！カワイイー！」「ココぉー！サインちょうだーい！」
ココ「あはは・・・ま、まいったな。」
そのあまりの人気に、タスマニア周辺の島々では、
『ココフィギュア』『ココストラップ』『ココまんじゅう』といった、ココ関連の商品まで出回り始めました。
ココ「えぇー！？これって、ちょっとやり過ぎなんじゃないのぉ！？」
リラ・ルー「まぁまぁエエやないですか、ココはん。おかげで儲けはガッポリ、笑いが止まりまへんわ〜！ひょほほ〜！」
ココ「・・・って、あなたの仕業だったのねー！？勝手なことしないでよ！！」
アクアク「そう怒るな、ココ。この『ココまんじゅう』なかなかイケルぞよ。ふぉっふぉっふぉっ！」
クラッシュ「こっちの『ココせんべい』も激ウマだよー！」
ココ「はぁ〜・・・こんな事なら、優勝なんてするんじゃなかったわ。」
可愛くて強い、みんなのアイドル・ココ。彼女の立てた功績は、これからも末長く語り継がれていくことでしょう・・・？？？