クラッシュ・バンディクーアドバンス
わくわく友ダチ大作戦!
ウォンバット的評価
【ストーリー】
クラッシュ・スパイロが協力するという、ゲームを超えた夢の共演は斬新なアイディア。
これに対し、コルテックス・リプトーの悪者同士がペアを組むのも面白い。
ただ、せっかく知り合ったクラッシュとスパイロが、
いきなり別行動を取ることになった時は、正直「えぇっ!?」と思った。
手分けして敵を追い詰めようって作戦なんだけど、
せっかくの共演なら、もうちょっと2人が協力しあうシーンを見たかった気がする。
【キャラクター】
クラッシュキャラより、スパイロキャラのほうが圧倒的に多い気がする。
バード軍曹だの、ブリンキーだの、エージェント9だの、新参者がやたら多いし。
まぁ、クラッシュキャラもそれなりに出てはいるんだけど。
ニーナは、ちょっと甘えん坊キャラに描かれていて可愛い。
この頃は、まだひねくれてないんだな。(?)
エヌ・ジン、エヌ・トロピー、ディンゴダイルらは対戦モードで使えるらしいけど、
1人では対戦できないから、使いたくても使えない。
『アドバンス2』でもそうだったけど、頼むから1人でも使えるようにしてくれぇ〜。
【音楽】
まぁ、良くもなければ悪くもない。(なんだそれ)
合作という事で、全体的にクラッシュとスパイロの音楽をドッキングしたような印象が強い。
【システム】
ストーリーモードの進行は、後の『がっちゃんこワールド』と少し似ている。
『がっちゃんこ』のレースステージがミニゲームになった感じ。
クラッシュを操作して5つのワールドを歩き回り、ワープパッドからミニゲームステージに入る。
しかし、このミニゲームがいまいちパッとしない。
操作が簡単だから気軽にプレイできるのはいいんだけど、もう一工夫ほしかった。
トレーディングカードは、ある程度集まったら、後はひたすら
「リンゴを増やして店で買う」という作業を延々と繰り返さねばならず、単調になりがち。
【やり込み度】
ミニゲームには一応パワーストーンゲットの通常クリアと、
箱を全て壊すのが目標のダイヤチャレンジがある。(パワーストーンだけのステージもある)
トレーディングカードも100枚以上あるので、収集の楽しみが味わえる。
友達が『スパイロアドバンス わくわく友ダチ大作戦!』を持っていれば、
通信する事でカードのコレクションはさらに増えていくので、友達がいる人には向いている。
自分が『クラッシュ』を買う場合、友達にはできるだけ『スパイロ』を買わせるようにしよう。(笑)