中田 和宏(なかた かずひろ)
所属:賢プロダクション 誕生日:3月19日 出身地:長崎県
【主な出演作品】
コレクター・ユイ(ウイルス)、小さな巨人 ミクロマン(デモンレッド、ナレーション)
こてんこてんこ(男爵)、ルーニー・テューンズ(マービン・ザ・マーシャン)
マトリックス〔洋画吹き替え〕(エージェント・スミス)、ワンダと巨像〔ゲーム〕(ドルミン)
【クラッシュシリーズで演じたキャラ】
エヌ・ジン(2、3、R、4、N、5)、ナビゲーター(N)
【ウォンバットが選ぶ名ゼリフ】
「拙者の究極メカで、バラバラにしてくれるわ」(エヌ・ジン/3)
「後ろにいますよ」「振り切れないようですね〜、ウフフフフ・・・」(エヌ・ジン/N)
「コルテックス博士、アンタは偉い!」「やったァ!金持ちだ!」(エヌ・ジン/5)
【中田さんについて語る】
とてもダンディーな声の声優さん。
シリアスキャラはもちろんですが、おマヌケキャラを演じても妙にハマる方です。
エヌ・ジンは半分機械(?)の特殊なキャラなので、声がロボットみたく2重になっています。
これがすごく個性的なんですよね。『3』なんかは特に響き具合が絶妙。
ただ、エヌ・ジンは『2』〜『レーシング』まではサムライみたいな喋り方をしていましたが、
『4』辺りからは、何故だか普通の喋り方に変わってしまいました。
これについてはクラッシュファンの間で様々な意見が交わされております。
「前の喋り方がよかった」というファンも決して少なくはありません。自分も当然その一人です。
あの機械っぽい容姿に不釣り合いのサムライ言葉がベストマッチなんですね。
でも、『4』以降のエヌ・ジンもダークなイメージで嫌いではありません。(どっちだ)
ちなみに『がっちゃんこ』では小形満さん(元々はブリオ役)がエヌ・ジンを演じていますが、
これはまた中田さんが演じてきたエヌ・ジンと違い、かなりラフな口調になっています。
↓『ブッとび3段もり!』発売後・・・
多くのキャラが初期シリーズのキャスティングに戻されている中、
残念ながらエヌ・ジンだけは例外、新たに咲野俊介さんが担当されることになりました。
(ちなみに小形満さんは、めでたくブリオ役として復活されてます)
中田さんがエヌ・ジン役を演じていたら、本当に当時のキャスティングを完全再現で、
もう文句なしだったのですが、事情により止むを得ない変更らしいので、こればかりは仕方ないでしょう。
後任の咲野さんは中田さんに似た低音ボイスが魅力で、ほぼ違和感はないです。
・・・とは言え、中田さんボイスのエヌ・ジンは本当に大好きだったので、やっぱり惜しいなぁ!
リマスター版は、本当にクラッシュ集大成と呼ぶにふさわしい大満足の内容でしたが、
初代PS版も「中田さんのエヌ・ジンに会える」という点も含めて、今一度遊び直してみたくなります。