クラッシュ・バンディクー5
え〜っ クラッシュとコルテックスの野望?!?
Crash Twinsanity
機種 | プレイステーション2 |
ジャンル | アクションゲーム |
発売元/開発元 | ビベンディユニバーサルゲームズ/トラベラーズ・テイルズ |
発売日 | 2004年12月9日 |
【おはなし】
今日も海岸でのんびりと日光浴を楽しんでいるクラッシュ。
そこに、コルテックスの魔の手が忍び寄る・・・。
ココを光線銃でマヒさせたコルテックスは、大胆にもココに変装してクラッシュに近づき、
ジャングルの奥深くの、とある場所までクラッシュをおびき寄せる。
そこに待ち受けていたのは、クラッシュへの復讐に燃えるコルテックスの手下たちだった。
今まで何度もクラッシュに野望を阻止され続けてきたコルテックスは、
手下を総集結させ、今度こそクラッシュを倒そうと企んでいたのだ。
しかし、やっぱりいつものように計画は失敗に終わってしまうのだった。
激しい戦いの衝撃で、クラッシュとコルテックスは地下の洞窟に落っこちてしまった。
計画をしくじって腹の虫がおさまらないコルテックスは、とうとうクラッシュと取っ組み合いの大ゲンカを始めてしまう。
そして、なんだかんだで行動を共にする2人の前に、史上最悪の敵が現れる。
エビル・ツインズと名乗るその双子のオウムは、なぜだかコルテックスに深い恨みを持ち、
復讐のために世界を破壊しようというのだ。
やつらの手から世界を守るため(コルテックスは自分が世界を征服するため)に、
クラッシュとコルテックスは、今回初めて手を組むことになった!!
【内容】
今度のクラッシュは、今までのアクションシリーズとは一味違う!
クラッシュを操作するステージはもちろんのこと、コルテックスや、コルテックスの姪っ子ニーナを操作するステージも登場。
さらにクラッシュとコルテックスの2人を合体させ、1キャラクターとして操ることもできる。
タッグアクションには、コルテックスの平らな頭をハンマー代わりにするアクション、
クラッシュがコルテックスをスノボー代わりにして豪快に雪山を滑り降りるアクションなど、
ブッとんでて爆笑必至なものばかりが用意されている。
また、今までは決められたルートをまっすぐに進んで行くステージ構成だったが、
今回初めて右スティックによる『カメラ操作』が可能になり、より広〜い世界を冒険している気分が味わえるようになったのだ!
【ウォンバットの評価】
これだよ!こんなクラッシュのアクションゲームを待っていたんだよ!という感じ。
今までと何が違うかって言ったら、やはりステージの広大さだろうか。
自分の好きな方向へ思いのままに進めるってのは気持ちがいいものだなぁ。
今回はゲームの進め方も、かなり変わっている。
2〜4までの『ワープルームから好きなステージを選ぶ』といったゲーム進行を期待すると、ちょっとビックリする。
攻略したいステージがあっても面倒なルートを通らなくてはならない場合もあるので、
人によっては前作までのスタイルのほうが好きかも。
また、ダイヤのゲット方法も、今まではステージ内の箱を全部壊す必要があったが、
この『5』では箱の数は関係なく、宝探し感覚でステージ内に隠されたダイヤを見つけ、
謎を解いてゲットする・・・というお手軽システムになっている。
ちょっとやり込み要素に欠けている気もするが、自分的には結構お気に入り。
それから今回もう1つ嬉しかったのは、
チョイ役ではあるけど、懐かしのキャラ(パプパプ、ブリオ、ピンストライプ、リパー・ルー他)が出演してくれたこと。
これでコモド兄弟とリラ・ルーが出てたら文句なしの満点だったなぁ。
クランチ、オキサイド、ポーラよりよっぽどあの場面にふさわしいと思う。(こっちの話)
それから、ダイヤをゲットすることでコレクションされる設定資料も、ファンには嬉しい特典。
ボツになったらしきネタも多くあり「なんだこりゃ?」って感じで楽しい。