クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周
Crash Bandicoot 3: Warped
機種 | プレイステーション |
ジャンル | アクションゲーム |
発売元/開発元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント/ノーティ・ドッグ |
発売日 | 1998年12月17日 |
【おはなし】
ニトラス・ブリオが開発した巨大レーザー砲によって、コルテックスの宇宙ステーションは、
こっぱみじんに破壊された。
今度こそコルテックスの野望も完全に阻止された・・・と、思われたのだが。
本当の恐怖は、ここから始まった。
破壊された宇宙ステーションの破片が、すごい勢いでタスマニアに落下し、古い地下神殿に衝突したのだ。
その爆発のショックで、封印されていた最強の敵が復活してしまう。
ウカウカというその精霊は、大昔アクアクと対立し、
大激戦の末、わずかな差でアクアクに敗れ、地下神殿に封印されたのである。
完全復活を果たしたウカウカは、昔と同じように世界征服を企む。
これまでコキ使ってきたコルテックスの度重なる失敗に呆れたウカウカは、 新しい部下、エヌ・トロピーを呼び出す。
彼の発明した『タイム・ネジネジマシーン』を使って過去へ行き、
かつて世界に散らばっていたというパワーストーンを手に入れようと考えたのだ。
その頃、ウカウカの復活を知ったアクアクは、再びヤツの野望に立ち向かうことを決意する。
そして、クラッシュとココに力を貸してほしいと頼むのだった。クラッシュ達の時空を超えた冒険が今、始まる!
【内容】
今回の舞台は“世界”という事で、かなりスケールの大きい冒険が楽しめる。
前2作でおなじみの奥スクロールステージに加え、
バイク、飛行機、マリンビークル等、全く新しい操作感覚のステージが増え、飽きを感じさせない。
(一部の乗り物ステージでは、クラッシュの妹・ココを操作することも可能)
その他、『パワーアップアクション』や『タイムアタック』という様々な新要素が加わった。
また、本編以外にも、おまけ要素が多く含まれているのが『3』の嬉しいところ。
『ポケットステーション』があると、本編からゲームをダウンロードして、
『どこでもクラッシュくん』というポケステ専用のゲームを遊ぶことができる。
ある条件を満たすごとに、各キャラのテーマソング入りの面白ムービーも見られるようになる。
【ウォンバットの評価】
以前からクラッシュは好きだったが、この『3』をプレイして完全にクラッシュファンになった。
初期に比べて難易度は低くなったが、その分、万人に楽しんでもらえる内容。
タイムアタックにはサファイア、ゴールド、プラチナの3ランクがあるので、やり込み派にもオススメできる。
ポケステ版クラッシュの方も、『どこでもダンシン』、『どこでもゴロゴロ』、『どこでも8』等、
いろんな種類のミニゲームが用意されていて、これだけでも十分楽しめる。
ここまで徹底的に作り込まれている作品って、最近のクラッシュシリーズには無いと思う。