クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワー
Crash Bandicoot: The Wrath of Cortex
機種 | プレイステーション2、Xbox、ゲームキューブ |
ジャンル | アクションゲーム |
発売元/開発元 | コナミ/トラベラーズ・テイルズ |
発売日 | 2001年12月20日(プレイステーション2版) . 2002年10月24日(Xbox版)、2003年12月4日(GC版) |
【おはなし】
宇宙にあるコルテックスの秘密基地では、悪者たちが集まって、作戦会議を開いていた。
何をやっても世界征服に近づけない無能な手下たちに、ウカウカはしびれをきらしていた。
・・・と、コルテックスは、ひそかに開発していた、
打倒クラッシュのための秘密兵器、スーパー・バンディクー『クランチ』の話を持ち出す。
しかし、パワーが足りず、まだ完成には及ばないらしい。
それを聞いたウカウカは、その昔、共に一騒動巻き起こした、地、水、炎、風の4体の『魔神』の力を借りて、
クランチのパワー不足を補おうと考えた。
一方、クラッシュたちは、のんびりと海水浴をして、平和なひとときを過ごしていた。
ところが、突然の異常気象がクラッシュたちを襲う。
地震、津波、火山の爆発、そして立ち込める暗雲・・・もしやと思いアクアクは、ウカウカを訪ねに行く。
すると案の定、ウカウカは封印されていた4体の魔神を解放していた。
魔神たちの総攻撃に、アクアクは軽く追い返されてしまう。
急いで家に戻ったアクアクは、この一大事をクラッシュとココに説明した。
事情を聞くとココは、こんな時のために用意しておいた『ココ・どこワープマシーン』へと、クラッシュたちを案内した。
このマシーンで、地球上に残されたパワーストーンを集め、
その力で魔神を再び封印するのだ。クラッシュたちの4度目の冒険が今、幕を開ける!
【内容】
待ちに待ったクラッシュのアクション第4作目。
ハードをプレイステーション2に移したことで、前作よりもグラフィックが格段に向上した。
新アクションが追加されたり、乗り物もすべて一新されている。
また、今回はアクションステージでもココの操作が可能で、クラッシュとは一味違った
『カラテキック』、『足払い』、『ストンピング』等の格闘技を披露する。
今作はプレステ2版に続いて、Xbox版、ゲームキューブ版も発売された。
ゲームキューブ版では、GBAケーブルを通じて、ゲームボーイアドバンスに
『クラッシュ・バンディクー リンゴバズーカでおおあばれ!』というミニゲームをダウンロードして遊べる。
【ウォンバットの評価】
プレイしてみて、まずグラフィックの美しさに感動した。
アクションステージと乗り物系ステージが交互に配置されていて、バランスも良い。
ただ、個人的な意見を言わせてもらうと、登場キャラが限定されている気がする。
クランチがでしゃばりすぎで、他の悪役キャラの立場が薄れている。
ましてリパー・ルーやピンストライプといった初期のキャラは出番すらない。
まあ、今回は『魔神パワー』がテーマなので、しょうがないと言えばそうなのだが・・・。
それでも全体的に見れば結構楽しめたので、評価もまずまずといったところ。