クラッシュ・バンディクーカーニバル
Crash Bash
機種 | プレイステーション |
ジャンル | パーティーゲーム |
発売元/開発元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント/ユーロコム |
発売日 | 2000年12月14日 |
【おはなし】
エヌ・オキサイドとのレース勝負に勝って、地球を守ったクラッシュたち。
クラッシュらは「これでやっと平和に暮らせる」と、コルテックスらは「これでやっと世界征服に専念できる」と、
それぞれが希望に満ちた日々を過ごしていた。
しかしその頃、アクアクとウカウカが宇宙にある神殿で、言い争いをしていた。
それは、善と悪、どちらが優れているのか・・・ということが原因だった。
だが、いくら話し合っても問題は解決せず、結局は戦って決着をつけることに。
2人が直接戦うことは、大宇宙の定めによって禁じられているため、
やむなくそれぞれの部下(?)を呼び出し、代理として戦わせることとなった。
アクアクは、クラッシュとココの2人を、
ウカウカは、コルテックス、タイニータイガー、ブリオ、リラ・ルー、ディンゴダイル、コアラコングの計6人を召喚する。
しかし、これではあまりにも人数に差がありすぎる。
アクアクの提案で、ウカウカは自分の部下の中から2人をアクアク側に移すことを許す。
アクアクに選ばれたのは、タイニータイガーとディンゴダイル。これで、晴れて4対4の正式な戦いとなった。
果たして善と悪との対決の行方は、どうなるのだろうか・・・?
【内容】
前作の『レーシング』に続き、今回も番外編。
タイトルに『カーニバル』とあるように、とにかく色んな種類のミニゲームが詰まった、ハチャメチャな内容となっている。
ミニゲームは全部で7タイプあり、それぞれ4つのステージに分けられている。
箱を投げて相手にぶつける『はこスローステージ』、氷の土俵で押し合う『ガッチンステージ』、
パネルを自分の色に塗っていく『ホッピンステージ』、4人同時にエアホッケーをプレイする『タマたまステージ』等、
ミニゲームによってパズル要素が用いられていたり、特殊な操作感覚が要求されたりもする。
また、全員が敵同士として戦うバトルロイヤル形式の他、2対2のチーム戦も可能。
『おはなしモード』を2人協力プレイで進めることもできるので、上手なパートナーと組めば、ゲームが苦手な人でも楽しめる。
ゲームモード キャラクター 操作方法・ルール ステージ アイテム
【ウォンバットの評価】
番外編シリーズは、色んなキャラが使用できるので、結構好きだったりする。
ただ、『レーシング』に比べて隠れキャラが少なく、ちょっと物足りなかった気がする。
この『カーニバル』は、ジャンルの異なるミニゲームの盛り合わせとなっているため、
人それぞれ、得意なものや苦手なものが存在する。
『運』も必要とされるので、誰もが手軽に、楽しくプレイできるのが魅力。
みんなで盛り上がりたいのなら、この作品をオススメする。
ちなみに、ウォンバットは『おはなしモード』の2人協力プレイを、
1人で2つのコントローラを操作して挑戦したことがあるが、そういう無謀なことは、しないほうが無難である。