CRASH OF THE TITANS(日本未発売)
クラッシュ・オブ・ザ・タイタンズ
機種 | PS2、PSP、Xbox360、Wii、DS、GBA |
ジャンル | アクションゲーム |
開発元 | ラディカル・エンターテイメント(PS2、PSP、Xbox360、Wii版) . アメイズ・エンターテイメント(DS、GBA版) |
発売日(アメリカ) | 2007年10月 |
※PSP版、DS版は日本の本体でプレイ可能
【おはなし】
ここはクラッシュ達の家の前。クラッシュ達は、今日も仲良く平和な一日を満喫している。
ココは新しい発明品の開発、クラッシュはそのお手伝い、
クランチは腕立て伏せ、アクアクはのんびりお昼寝中。
・・・と、そこに、コルテックス印の「N」マークが付いた、巨大な飛行船が現れる。
「わははは!バンディクーども、コルテックスに降伏するのだ!」
次の瞬間、飛行船から2つの檻が落下!アクアクとココは檻の中に閉じ込められ、連れ去られてしまう。
さらにコルテックスは、クラッシュに向けて強力な冷凍ビームを発射!
間一髪かわしたものの、代わりにビームはクランチを直撃。
哀れクランチは首から下が氷漬けになってしまった。
2つの檻が飛行船の内部に収納されそうになると、クラッシュはとっさに
足元に落ちていたココの発明品を拾い、飛行船に向けて投げつけた。
発明品は見事アクアクの檻に命中。檻はクラッシュの家から少し離れたジャングルの中に落下した。
氷漬けになったクランチに留守を任せ、クラッシュは1人アクアクを助けに向かう。
無事にアクアクを助け出したクラッシュだったが、
島のあちこちには、今まで見た事もないような凶暴な怪物達がウロウロ。
コイツらは、やはりコルテックスが作り出したモノなのか!?
クラッシュとアクアクは、ココを救うため、そして怪物の正体を知るために、コルテックスの飛行船を追う。
【内容】
日本で言う『クラッシュ6』に当たる作品。
キャラデザインが大幅に変更されており、日本人には馴染みにくい雰囲気となってしまっているが、
海外では「新時代のクラッシュ」(?)として、それなりに受け入れられているらしい。
今作の目玉は、なんと言っても「敵を乗っ取る」というクラッシュの新能力。
まずは、パンチやキックで敵を攻撃!気絶した敵の顔にアクアクを被せる事で、自分の配下にできる・・・という仕組み。
もちろん、敵によって使える技が違い、
特定の敵が持つ技を使わないとクリアできない仕掛けも多く存在する。
また、クラッシュ自身が使えるアクションも、「Mojo」と呼ばれる魔力の塊を集める事で増えていき、
おなじみのスピンアタックや、強力な新技も続々と使えるようになる。
ステージ数は全部で20以上(PS2、PSP版・・・他)。
『5』と違って、今回は「ステージ選択画面」が存在するので、面倒なステージ経由も不要。
各ステージには、一定の条件を満たさないと入手できないスペシャルなアイテムも隠されており、
見事獲得すれば、クラッシュのコスチュームを変えられたり、秘密のイラストが見られたりと、色々なオマケが楽しめる。
【ウォンバットの評価】
とにかく、キャラデザインが変わりすぎ。
クラッシュ、ココ、コルテックス辺りは許せるけど、アクウカ兄弟とタイニーは・・・アンタら一体何があったんだ。
ただ、キャラデザインを除けば、他は結構面白いと思える部分が多かった。
まず、敵を乗っ取る「ジャック」アクション。
最初は敵を気絶させるのに手こずるけど、慣れてくると自由に乗りこなせるようになって楽しい。
ただ、この「敵」が全然可愛くないのは頂けない。
個人的な意見だけど、何かクラッシュのキャラって、もっと可愛さに満ち溢れていてほしいんだよなぁ。
(DS版の敵には結構可愛いヤツが多かったけど)
それからストーリー。英語だから全部理解するのは難しいけど、なんとな〜く見ているだけでも結構面白かった。
キャラクターもよく喋るし、これを日本語に訳したらどんなに面白いだろうと思う。
ウォンバットはPSP版とDS版の2つを買ったんだけど、
これまでのクラッシュが好き!という人にはDS版のほうをオススメしたい。
DS版には「ステージの箱を全部壊してダイヤを入手する」という懐かしのチャレンジも収録されているし、
キャラの可愛らしさもPSP版よりは上だから。
それにしても、日本版の発売・・・やっぱり難しいのかなぁ?これから日本のクラッシュはどうなって行くんだろう。